《朝鮮燕行使と朝鮮通信使》
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作者: 夫馬 進
出版社: 名古屋大学出版会
出版年: 2015-3-7
页数: 744
定价: JPY 9504
装帧: 単行本
ISBN: 9784815808006
序 章 朝鮮燕行使とは何か
1 朝鮮燕行使という呼称とその回数
2 朝鮮燕行使団の人員数と朝貢貿易
3 朝鮮燕行使団の編成
4 問題提起
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書籍の目次
序 章 朝鮮燕行使とは何か
1 朝鮮燕行使という呼称とその回数
2 朝鮮燕行使団の人員数と朝貢貿易
3 朝鮮燕行使団の編成
4 問題提起
第Ⅰ部 14-19世紀、朝鮮をめぐる東アジアの国際関係と国際構造
第1章 朝鮮の外交原理、「事大」 と 「交隣」
1 はじめに
2 「交隣」 の原義と外交原理としての採用
3 「交隣」 原理と通信使の派遣
4 「事大」 原理と種族的華夷思想
5 結 語
第2章 明清中国の対朝鮮外交における 「礼」 と 「問罪」
1 はじめに
2 明初洪武期の対高麗外交と朝鮮外交文書の非礼事件
3 「仁祖反正」 と冊封問題
4 清初、朝鮮外交文書の違式事件
5 結 語
第3章 1609年、日本の琉球併合以降における中国・朝鮮の対琉球外交
—— 東アジア四国における冊封、通信そして杜絶
1 はじめに
2 清朝の 「冊封国」 は何箇国だったか
3 1609年、日本の琉球併合直後における明朝の対琉球外交
4 1612年、琉球入貢以後における明朝の対琉球外交
5 朝鮮・琉球外交の杜絶
6 結 語
第4章 朝鮮知識人による琉球の国際的地位認識
—— 北学派を中心に
1 はじめに
2 18世紀、朝鮮燕行使による3つの琉球人見聞録
3 元重挙と成大中の琉球認識
4 洪大容と朴趾源、李徳懋の琉球認識
5 1794年、琉球漂流民の陸路送還と朴斉家 『北学議』
6 結 語
第Ⅱ部 16・17世紀、朝鮮燕行使による中国観察と中国批判
第5章 1574年朝鮮燕行使の 「中華」 国批判
1 はじめに
2 許篈と趙憲
3 「礼義之邦」 の人々に対する処遇
4 陽明学、是か非か
5 「中華」 国の現実と批判
6 結 語
第6章 改革方案 『東還封事』 に見える趙憲の中国報告
1 はじめに
2 中国報告と実際の見聞 (1)
3 中国報告と実際の見聞 (2)
4 結 語
第7章 朝鮮燕行使による反清情報の収集とその報告
—— 1669年閔鼎重の 「王秀才問答」 を中心に
1 はじめに
2 閔鼎重の中国旅行
3 「王秀才問答」 の分析
4 結 語
第Ⅲ部 18・19世紀、燕行使と通信使における学術交流
第8章 朝鮮燕行使による漢学・宋学論議とその周辺
—— 申在植 『筆譚』 と中朝文化秩序
1 はじめに
2 申在植とその編書 『筆譚』
3 漢学、是か非か
4 漢学・宋学論議の周辺
5 結 語
第9章 朝鮮通信使による日本古学の認識
—— 朝鮮燕行使による清朝漢学の把握を視野に入れ
1 はじめに
2 往路、大坂以西における古学情報
3 江戸における古学認識の深まり
4 復路、再び大坂にて
5 結 語
第10章 1764年朝鮮通信使と日本の徂徠学
1 はじめに
2 徂徠学認識の進展 —— 特にその著作の獲得
3 徂徠学派校勘学と古典籍復刻に関わる知識の進展
4 帰国後における徂徠学の紹介
5 筆談記録に見える徂徠学への対応と評価
6 結 語
第11章 朝鮮通信使と日本の書籍
—— 古学派校勘学の著作と古典籍を中心に
1 はじめに
2 1748年における日本の古典籍に対する態度
3 1764年における日本古典籍獲得の熱意
4 朝鮮への日本古典籍の伝播
5 結 語
第Ⅳ部 東アジアにおける洪大容燕行の意義
第12章 1765年洪大容の燕行と1764年朝鮮通信使
—— 両者が体験した中国・日本の 「情」 を中心に
1 はじめに
2 洪大容燕行の目的と国内での衝撃
3 洪大容と通信使元重挙らによる中国人・日本人観察の類似性
4 洪大容と元重挙が体験した中国・日本の 「情」
5 結 語
第13章 洪大容 『乾浄衕会友録』 とその改変
—— 18世紀東アジアの奇書
1 はじめに
2 改変作業の始まりと潘庭筠の対応
3 『乾浄衕筆談』 のテキストとしての問題
4 『乾浄衕会友録』 原本と 『乾浄筆譚』 『乾浄衕筆談』
5 改変事例その1 —— 削除部分
6 改変事例その2 —— 許蘭雪軒についての書き換え
7 書名の改変 —— “乾浄” の意味するもの
8 結 語
第14章 洪大容 『医山問答』 の誕生
—— 帰国後における中国知識人との文通と朱子学からの脱却過程
1 はじめに
2 朱子学からの脱却の契機 —— 厳誠の遺言書
3 “中国人を説服した” との伝説
4 荘子思想への傾倒
5 憤激の書 『医山問答』
6 結 語
第Ⅴ部 朝鮮燕行録と使朝鮮録
第15章 日本現存朝鮮燕行録解題
1 はじめに
2 解題作成の目的
3 解 題
第16章 使琉球録と使朝鮮録
1 はじめに
2 「冊封使録」 と 「使琉球録」
3 使朝鮮録解題
4 使琉球録と使朝鮮録の特質
5 結 語
終 章
補論1 明清中国による対朝鮮外交の鏡としての対ベトナム外交
—— 冊封問題と 「問罪の師」 を中心に
1 はじめに
2 永楽帝による 「問罪の師」 —— 「天地鬼神の容さざるところ」
3 嘉靖帝による 「問罪の師」
4 乾隆帝による 「問罪の師」
5 結 語
補論2 ベトナム如清使と中国の汪喜孫
—— 范芝香 『郿川使程詩集』 を中心に
1 はじめに
2 『郿川使程詩集』 と范芝香の如清行
3 范芝香と汪喜孫の贈答唱和詩
4 結 語
補論3 朝鮮通信使が察知した尊皇討幕の言説
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作者: 夫馬 進
出版社: 名古屋大学出版会
出版年: 2015-3-7
页数: 744
定价: JPY 9504
装帧: 単行本
ISBN: 9784815808006
内容简介 · · · · · ·
中国への使節494回、日本への使節12回 —— 桁違いの巨大外交ルートが映し出す、しられざる東アジア世界の構造とは。琉球の位置づけや、日朝中知識人の学術交流、洪大容の中国行などを手がかりに、朝貢-冊封体制論をこえて東アジア国際関係の実像を浮び上がらせた、燕行使研究の決定版。
目录 · · · · · ·
書籍の目次序 章 朝鮮燕行使とは何か
1 朝鮮燕行使という呼称とその回数
2 朝鮮燕行使団の人員数と朝貢貿易
3 朝鮮燕行使団の編成
4 問題提起
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書籍の目次
序 章 朝鮮燕行使とは何か
1 朝鮮燕行使という呼称とその回数
2 朝鮮燕行使団の人員数と朝貢貿易
3 朝鮮燕行使団の編成
4 問題提起
第Ⅰ部 14-19世紀、朝鮮をめぐる東アジアの国際関係と国際構造
第1章 朝鮮の外交原理、「事大」 と 「交隣」
1 はじめに
2 「交隣」 の原義と外交原理としての採用
3 「交隣」 原理と通信使の派遣
4 「事大」 原理と種族的華夷思想
5 結 語
第2章 明清中国の対朝鮮外交における 「礼」 と 「問罪」
1 はじめに
2 明初洪武期の対高麗外交と朝鮮外交文書の非礼事件
3 「仁祖反正」 と冊封問題
4 清初、朝鮮外交文書の違式事件
5 結 語
第3章 1609年、日本の琉球併合以降における中国・朝鮮の対琉球外交
—— 東アジア四国における冊封、通信そして杜絶
1 はじめに
2 清朝の 「冊封国」 は何箇国だったか
3 1609年、日本の琉球併合直後における明朝の対琉球外交
4 1612年、琉球入貢以後における明朝の対琉球外交
5 朝鮮・琉球外交の杜絶
6 結 語
第4章 朝鮮知識人による琉球の国際的地位認識
—— 北学派を中心に
1 はじめに
2 18世紀、朝鮮燕行使による3つの琉球人見聞録
3 元重挙と成大中の琉球認識
4 洪大容と朴趾源、李徳懋の琉球認識
5 1794年、琉球漂流民の陸路送還と朴斉家 『北学議』
6 結 語
第Ⅱ部 16・17世紀、朝鮮燕行使による中国観察と中国批判
第5章 1574年朝鮮燕行使の 「中華」 国批判
1 はじめに
2 許篈と趙憲
3 「礼義之邦」 の人々に対する処遇
4 陽明学、是か非か
5 「中華」 国の現実と批判
6 結 語
第6章 改革方案 『東還封事』 に見える趙憲の中国報告
1 はじめに
2 中国報告と実際の見聞 (1)
3 中国報告と実際の見聞 (2)
4 結 語
第7章 朝鮮燕行使による反清情報の収集とその報告
—— 1669年閔鼎重の 「王秀才問答」 を中心に
1 はじめに
2 閔鼎重の中国旅行
3 「王秀才問答」 の分析
4 結 語
第Ⅲ部 18・19世紀、燕行使と通信使における学術交流
第8章 朝鮮燕行使による漢学・宋学論議とその周辺
—— 申在植 『筆譚』 と中朝文化秩序
1 はじめに
2 申在植とその編書 『筆譚』
3 漢学、是か非か
4 漢学・宋学論議の周辺
5 結 語
第9章 朝鮮通信使による日本古学の認識
—— 朝鮮燕行使による清朝漢学の把握を視野に入れ
1 はじめに
2 往路、大坂以西における古学情報
3 江戸における古学認識の深まり
4 復路、再び大坂にて
5 結 語
第10章 1764年朝鮮通信使と日本の徂徠学
1 はじめに
2 徂徠学認識の進展 —— 特にその著作の獲得
3 徂徠学派校勘学と古典籍復刻に関わる知識の進展
4 帰国後における徂徠学の紹介
5 筆談記録に見える徂徠学への対応と評価
6 結 語
第11章 朝鮮通信使と日本の書籍
—— 古学派校勘学の著作と古典籍を中心に
1 はじめに
2 1748年における日本の古典籍に対する態度
3 1764年における日本古典籍獲得の熱意
4 朝鮮への日本古典籍の伝播
5 結 語
第Ⅳ部 東アジアにおける洪大容燕行の意義
第12章 1765年洪大容の燕行と1764年朝鮮通信使
—— 両者が体験した中国・日本の 「情」 を中心に
1 はじめに
2 洪大容燕行の目的と国内での衝撃
3 洪大容と通信使元重挙らによる中国人・日本人観察の類似性
4 洪大容と元重挙が体験した中国・日本の 「情」
5 結 語
第13章 洪大容 『乾浄衕会友録』 とその改変
—— 18世紀東アジアの奇書
1 はじめに
2 改変作業の始まりと潘庭筠の対応
3 『乾浄衕筆談』 のテキストとしての問題
4 『乾浄衕会友録』 原本と 『乾浄筆譚』 『乾浄衕筆談』
5 改変事例その1 —— 削除部分
6 改変事例その2 —— 許蘭雪軒についての書き換え
7 書名の改変 —— “乾浄” の意味するもの
8 結 語
第14章 洪大容 『医山問答』 の誕生
—— 帰国後における中国知識人との文通と朱子学からの脱却過程
1 はじめに
2 朱子学からの脱却の契機 —— 厳誠の遺言書
3 “中国人を説服した” との伝説
4 荘子思想への傾倒
5 憤激の書 『医山問答』
6 結 語
第Ⅴ部 朝鮮燕行録と使朝鮮録
第15章 日本現存朝鮮燕行録解題
1 はじめに
2 解題作成の目的
3 解 題
第16章 使琉球録と使朝鮮録
1 はじめに
2 「冊封使録」 と 「使琉球録」
3 使朝鮮録解題
4 使琉球録と使朝鮮録の特質
5 結 語
終 章
補論1 明清中国による対朝鮮外交の鏡としての対ベトナム外交
—— 冊封問題と 「問罪の師」 を中心に
1 はじめに
2 永楽帝による 「問罪の師」 —— 「天地鬼神の容さざるところ」
3 嘉靖帝による 「問罪の師」
4 乾隆帝による 「問罪の師」
5 結 語
補論2 ベトナム如清使と中国の汪喜孫
—— 范芝香 『郿川使程詩集』 を中心に
1 はじめに
2 『郿川使程詩集』 と范芝香の如清行
3 范芝香と汪喜孫の贈答唱和詩
4 結 語
補論3 朝鮮通信使が察知した尊皇討幕の言説
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- 7条评论
- 黑色无欲者Speaker2024-06-25 01:49:20
- 感谢谢谢
- clyde克莱得2024-06-25 15:25:11
- 谢谢分享
- Rwanda丶Ace2024-06-26 06:01:06
- 不错不错感谢
- Debris2024-06-17 11:57:23
- 不错不错感谢
- 拾忆-Eternal゛2024-06-11 12:51:54
- 感谢谢谢
- Dream2024-06-06 10:19:12
- 谢谢分享
- #NAME?2024-06-09 18:42:23
- 感谢谢谢